浮気調査の一般的な調査期間とは?
時間を短く料金を抑える方法
浮気調査で浮気の証拠が取れるまでに、どれぐらいの期間が必要なのか、気になった人もいるのではないでしょうか。
浮気調査は、その依頼の目的により、大きく調査期間が前後します。
目的はおおまかに、
- 浮気を行っているかの事実確認のみ
- 浮気を行っている証拠(裁判で使用可能なもの)を取得する
の2つに分かれます。
それぞれのパターンについて、浮気調査に必要な期間をご紹介します。
浮気を行っているかの事実確認のみの場合
パートナーが浮気をしているかどうかを確認するだけの調査は、基本的に短期間で終了します。
大体は一週間程度で一度は浮気相手と接触していることが確認され、極端な場合だと、一日で終了することもあります。
浮気を行っている証拠(裁判で使用可能なもの)を取得する場合
裁判の場で使用されるに値する証拠を手に入れる必要がある場合、浮気調査は長引きます。
「不貞行為を行っていた」と裁判で認められるには、複数回、別の日に浮気相手と会っている証拠を抑えなければなりません。
一週間から二週間ほどで結果が出る場合もありますが、これはほぼ最短で終了したときです。
大体は一ヶ月から三ヶ月程度の期間を見込んでおく方が良いでしょう。
基本的には、浮気の証拠を数多く取得しようとすればするほど、浮気調査の期間は延びていく事になります。
上記の目的以外にも、浮気調査の依頼には様々な条件があり、その条件次第で調査期間、調査時間は前後します。
そして、調査期間、調査時間は、ほとんどの場合、浮気調査の料金に大きく影響します。
言い換えれば、浮気調査を依頼する前になるべく条件を整えておくことで、調査時間を短縮し、料金を安くすることが可能なのです。
ここからは、浮気調査の調査時間を短縮するための方法について簡単にご紹介しようと思います。
調査時間を短縮して料金を安くする方法
浮気調査にかかる時間は、浮気調査の料金に深く関係しています。
調査時間が15時間の浮気調査と、調査時間が30時間の浮気調査では、料金が倍ほど違います。
そのため、単純に浮気調査の料金を節約したいなら、調査時間を短くすれば、料金を安くすることができます。
しかし問題は、どうやって調査時間を短縮するかです。
浮気調査の調査時間を短くする方法として、
3つの方法が考えられます。
1.調査効率の良い探偵に浮気調査を依頼する
調査効率の良い探偵とは、料金の単価が安い探偵と
言い換えてもいいかもしれません。
探偵は各業者で、独自に調査料金を設定しています。浮気調査を依頼するため、探偵事務所の料金を調べた方は既にご存知だと思います。
そして、探偵事務所には料金が高い業者と料金の安い業者があります。
この料金の安い業者は、料金を安くするため、無駄な調査を極力減らす努力を行っている業者です。無駄な調査を行わないということは、調査時間の短縮につながります。
浮気調査の料金が安い探偵を探せば、その結果として、調査時間を短縮することになります。
2.浮気の証拠が取れる日に浮気調査を行う
この方法をご覧になって、浮気の証拠が取れる日がわかれば、そもそも探偵に浮気調査を依頼しないと思ったかもしれませんが、
この浮気の証拠が取れる日を特定する方法がわからないと思います。
パートナーと一緒に生活をしていれば、パートナーの異変に気づくことができるかもしれないため、浮気相手とパートナーが一緒に居る日をおおよそ予測できるかもしれません。
しかし、パートナーと別居していたり、単身赴任をしているパートナーが、いつ浮気相手と会っているか予想するのは難しいです。
そこで、浮気の証拠が取れる日が思い当たらないという人は、イベント日に浮気調査を依頼してみてはどうでしょうか。
イベント日とは、パートナーの誕生日やバレンタイン、クリスマスといった恋人にとってのイベント日のことです。
浮気をしている人で、イベント日を浮気相手と一緒に過ごす人がいます。特に夫婦が別々に暮らしていた場合は、浮気相手と一緒にイベントを過ごす可能性は高くなります。
イベント日に絞って浮気調査を行えば、調査時間を短縮できるはずです。
3.浮気調査に失敗しない調査力がある探偵を選ぶ
この項目のタイトルをご覧になって、「浮気調査に失敗したら、調査期間とかそういう問題ではないのでは?」とお思いかもしれません。
しかし、浮気調査の失敗には、いくつか種類があります。
その中でも以下のようなものは、浮気調査を行う回数が増え、結果的に調査期間が伸びることになります。
- 1.尾行していて対象者を見失ってしまう
- 2.建物から出てきた対象者を撮影し損ねた
- 3.浮気の証拠写真が不鮮明で対象者と浮気相手の顔がハッキリしない
1、2は調査員の技術不足によるものです。
人間のやることですから、浮気調査の失敗がまったくないとは言えません。
しかし、調査員がしっかりと経験を積めば、自然と調査の成功率は上がっていきます
そのため、ベテラン調査員が複数在籍する探偵事務所では、このようなことは起こりづらくなります。
3は調査員のカメラ撮影技術が低い、もしくは所持機材の性能不足にあたります。
探偵が写真を撮るとき、対象者に浮気調査がバレないために暗所や離れた場所からの撮影になる場合も多いです。
そのため、悪条件の下でも撮影ができる下記のような調査機材を複数持ち、使いこなしている探偵事務所を選ぶべきです。
- 離れた場所からでも被写体をハッキリと写すことができる、望遠撮影機能を有した調査機材
- 夜で明かりの少ない暗所でも証拠撮影ができる、暗視機能付き調査機材
そして、これらの1〜3の項目に共通するのは、その探偵事務所の調査力不足により、「浮気の証拠を取る貴重なチャンスをものにできなかった」ということです。
チャンスを逃せば逃すだけ、必要な分の浮気の証拠を揃えるまでに長い調査期間が必要となり、結局料金がかさんでしまいます。
料金についてもさることながら、浮気調査の調査期間が延びれば延びるほど、対象者に気づかれる確率も上がり、警戒されるリスクが上がっていきます。
そうなると調査自体の難易度が上がり、ますます浮気調査の期間が延びるという悪循環に陥ることもあります。
多少時間単位の調査費用が高くてもしっかりとした調査力を持った探偵を選ぶことで、早期に調査が終わり結果として安くつくこともあります。
この3つの方法で、浮気調査の調査期間を短くして料金を安くすることができるはずです。
しかし、ここまでは浮気調査を短縮する方法についてご紹介してきましたが、どうしても浮気調査に時間を必要とする場合があります。
その理由は、浮気の証拠は1つよりも、証拠が2つ3つとあったほうが、離婚や慰謝料請求の交渉を有利にするだけでなく、
調停や離婚裁判では、浮気の悪質性の高さを強く印象づけることができるので、判決でも有利になる可能性が高くなります。
複数の浮気の証拠を集めるためには、浮気調査の時間が長くなってしまうことがあります。
浮気調査の時間を短縮するのは、浮気調査の料金を安くすることができる一方で、
パートナーの浮気を証明する証拠が十分に揃わない可能性があるということを忘れないでください。