不倫と浮気という言葉が使い分けられていますが、明確な違いはありますか?
不倫と浮気、この2つの言葉は同じ意味の言葉としてよく使われます。
どちらも「パートナー以外の異性と肉体関係を持つ」ことを指していますが、
この2つには明確な違いがあります。
浮気の場合、浮気をした人間が既婚独身に関係がなく、パートナー以外の異性と肉体関係を持った場合に使われます。
そして不倫は、パートナー以外の異性と肉体関係を持った者が既婚者であったとき、またはその両方が既婚者であった場合に不倫といいます。
「ダブル不倫」という言葉を耳にする機会があると思いますが、「ダブル浮気」という言葉は耳にしません。ダブル不倫とは、浮気をした人の両方が既婚者である場合に使われる言葉で、独身者が他の独身の異性と肉体関係を持っていたら浮気、浮気相手の異性が既婚者なら不倫となります。
不倫と浮気、このどちらがタチが悪いかと言えば、色々なリスクを考えると
不倫の方が浮気よりもタチが悪いと考えることが出来ます。
なぜ、不倫の方がタチが悪いかと言えば、
「被害に遭う人の多さと被害額の大きさ」で浮気よりも不倫の方がより影響が大きいからです。
ダブル不倫だと、不倫が発覚すると、
不倫をした両方の家族に迷惑がかかります。この迷惑を被る人の範囲が独身者と既婚者では、既婚者の方が多くなる傾向にあります。
また、ダブル不倫では、離婚時などに支払う慰謝料が、それぞれのパートナーから慰謝料を請求され、高額な慰謝料を支払うハメになります。
不倫や浮気は、パートナーにバレさえしなければ問題ない、と密かに思っている方もいるかもしれませんが、不倫や浮気がバレた時のリスクを考えれば、安易に出来るような事でもありません。
不倫と浮気は、パートナーや自分の家族に対する裏切り行為です。
その裏切りに対する責任と賠償を負わなければならないのは、
不倫でも浮気でも共通することです。