男性の離婚しやすい職業や職種を教えてください。
離婚しやすい職業!離婚する男性の多い職場の特徴とは
3組に1組が離婚しているといわれている現在の日本。
真意のほどは定かではありませんが、これから結婚をしようと考えている人にとっては心配になる数字であることは間違いないでしょう。
夫婦が離婚を選ぶ時には、それぞれの理由が存在するはずですが、実は共通している理由も少なくありません。
そして、理由だけでなく環境が共通している場合もあるのです。
そこで、今回は離婚する男性が多い職場とその特徴について紹介していきたいと思います。
離婚の原因を考える
まず、離婚する男性が多い職場の特徴を紹介する前に、離婚の原因について紹介していきたいと思います。
実は、男女別で見た離婚原因のランキング1位は共通しています。
それが「性格の不一致」。
では、なぜ性格が合わないと感じるようになるのでしょうか?
冷静に考えれば、結婚するまでにお付き合いをしていた夫婦が多いので、お互いの性格はよく分かっているはずです。
それにも関わらず、なぜ夫婦になってから性格が合わないという事態になるのでしょうか?
もちろん、一緒に生活をし始めたら、今まで見えなかった相手の嫌な部分が見えるようになることもあるでしょう。
しかし、多くの場合はコミュニケーション不足といえる部分があるのです。
恋人時代であれば、性格が合わないと感じることがあったとしても、歩み寄ったり話し合ったりして二人で乗り越えてくることもできたでしょう。
しかし、夫婦になればその機会も減ってきます。
なぜなら、生活をしていかなければいけないからです。
生活をしていくということは、今まで以上に仕事を頑張らなければいけません。なぜなら、一人で生きていくわけではないからです。
その結果、夫婦で話し合う時間が減少してすれ違いが起こる可能性が高くなります。
また、同じ屋根の下で暮らしていると、一人になる時間も取れないので気持ちの整理も一人ではできません。
仕事から帰れば、パートナーがいるため、冷静に考えをまとめる時間を作ることができなくなります。
結果、話し合うこともなくすれ違って、いつしか修復不可能な状態に陥ってしまうのです。
離婚する男性が多い職場とは?
上記では、離婚の原因について紹介してきました。
ここでは、実際に離婚する男性が多い職場環境について紹介していきたいと思います。
上記でも、紹介した通り離婚の原因のトップである性格の不一致という問題を解決するためには、夫婦が向き合いコミュニケーションを重ねていくことが重要となります。
つまり、夫婦の時間が必要だということ。しかし、残業が当たり前だったり、休日が少ない職場だと、その時間を捻出することも難しくなります。
時間を捻出することが難しいということは、夫婦のコミュニケーションの時間を確保するのが難しいということ。
そうなってくると、話し合う時間も持てないまま月日が流れていき、問題は解決しないままです。
その結果、問題は悪化していく一方になります。
残業が多く、休日が少ない職場で働く男性は時間がありません。
そのような職場で働く男性は、夫婦間のコミュニケーションが不足しがちになり、お互いの心が離れていってしまうことが多くなっているのです。
そして、実際このような職場には離婚を経験している男性が少なくありません。
また、時間以外にも大切なものがあります。それが経済力です。
結婚した男性の職場の給料が低ければ、女性も不安になってしまいます。
また、男性もそのことに対してどこか後ろめたさを感じている部分もあるので、経済的な要因で起こる喧嘩も少なくありません。
実際、離婚する理由の一つとして収入の少なさが関係していることもあるのです。
離婚しやすい職業と職種とは?
続いて、離婚する男性が多い職業について紹介していきたいと思います。
離婚する男性が多い職業は以下のようになっています。
営業職
営業職の男性は、人付き合いが多く、取引先の都合で業務に影響がでることもあり、自分の都合で仕事ができません。
しかし、営業成績が良ければインセンティブで収入がアップするなど、営業職で高給取りの男性も少なくありません。
そのため、仕事に没頭するあまり、家庭を顧みなくなり、離婚に至ってしまうケースが多いようです。
医師
医師は、患者の命を預かる大変な仕事です。
そのため、高ストレス環境に身をおいているため、身体的精神的に追い詰められてしまう人も少なくありません。
医師は結婚相手の男性として人気の職業ではありますが、結婚したら医師の旦那を支える責任の大きさから、女性のほうが先に耐えられなくなるケースもあるようです。
会社経営者
会社経営者は自由なイメージが強いですが、実際にはそこまで自由はありません。
会社経営者には決まった休みはなく、24時間365日が仕事と言っても過言ではありません。
また、中小企業の場合、家族経営で妻に仕事を任せるという会社経営者の男性も少なくありません。
会社経営者の妻には、夫の仕事に対する理解と、一緒に会社を切り盛りする責任が必要になるため、その負担の大きさから会社経営者でも離婚をする可能性は高いのです。
上記の職業に共通しているのは、不測の事態が起こり、予定外の仕事が入ることが多い点です。
営業職の方は、お客さんからの急な呼び出しにも応じなければいけませんし、医師の場合には急患が運び込まれてくる場合もあります。
また、会社を経営している方は、休日であっても会社のことを考えている人が多く存在します。
当然、経営者なのですから、何か問題があれば真っ先に駆け付けなければいけません。
3つの職業に共通している点。
それが時間の予定がしっかりと決められないという点です。
特に、会社経営者の場合には会社の経営を最優先に考える必要があります。
なぜなら、家族を守っていくためにも、会社を倒産させるわけにはいかないからです。
また、医師も患者の命が関わってくることなので、そちらを優先的に考える人が少なくありません。
妻からすれば、自分を一番優先してくれないと感じてしまうのかもしれませんが、仕方ない部分といえば仕方ないといえるでしょう。
もし、これらの職業の男性と結婚するかもしれないのであれば、予めこれらのことを頭に入れておくようにしましょう。
結婚相手として人気の職業が必ずしも幸せとは限らない
最近では、離婚も珍しくありません。
友人や知り合いの中にも、離婚を経験している人がいるという人も少なくないでしょう。
だからといって、離婚したいと思って結婚する人はいないはずです。せっかく、縁があり結婚したのです。
できることならば、末永く幸せに暮らしていきたいと考えるのが普通でしょう。
幸せな結婚生活を長く続けていきたいと思うのであれば、離婚しやすい男性の特徴を知り、対策を考えることが大切になってきます。
今回紹介した、離婚する男性が多い職業や職場環境に彼氏が勤めているのであれば、どのようにして対策するのかを考えるようにしておきましょう。