別居した場合、どれくらいの確率で離婚しますか?
別居した夫婦の離婚確率はどれくらい?
別居した夫婦が離婚する確率を調べてみると、厚生省の統計データに興味深いデータがありました。
厚生省が離婚に関する統計を行っており、その統計データによると、別居した夫婦が1年以内に離婚する確率は約7割とかなり高い確率で離婚していることがわかりました。
離婚を最終目的にして別居をする夫婦が多いのは理解できますが、別居してから1年以内に離婚する夫婦が多いのには驚きました。
ですが、夫婦のなかにはとりあえず別居をしてほとぼりが冷めたら夫婦一緒に過ごしたいと思っている人達もいるはずです。
そこで、夫婦が別居したら離婚する確率が高い理由と、別居後に夫婦が復縁できる可能性について今回はご紹介したいと思います。
別居したら離婚する確率が高い理由
まず、別居したら離婚する確率が高い理由について考えてみましょう。
先程も少し解説しましたが、別居する夫婦は最終目標が離婚になっている夫婦が圧倒的多数です。
そのため、別居したら離婚の確率が高い、という結果には納得できます。
しかし、離婚がしたいから別居したとしても、離婚率が7割以上というのは高すぎです。他にも離婚したい理由があるのではないでしょうか。
例えば、別居をしたら相手への気持ちが冷え切ってしまい、別居当初は離婚するつもりはなったとしても、夫婦に対する愛情が薄れてしまって、離婚せざるを得ない状況に追い込まれてしまうケースもあります。
また、別居中に他の異性といい感じになって、その人と新しい生活を迎えるために、別居した夫婦が離婚するといったケースも考えることができます。
夫婦が離婚したいと思う理由は様々ですが、別居した後に離婚をするという夫婦は、結婚生活になんらかの問題があって、その問題が解決できないから一時非難として別居を選択するケースもあります。
その解決できない問題とは、
- 夫婦からのDV
- 悪意の遺棄
- 不貞行為
など
これらの問題を解決することができず、また離婚するのに十分な理由が揃っているが、離婚の話合いが長引いてしまう場合では、離婚までの別居期間が長くなることがあるようです。
別居したら復縁は難しい?
夫婦が別居したら必ず離婚するのか?
別居は一時非難のためであり、将来的には別居をやめて夫婦一緒に生活を再スタートしたいという方もいると思います。
しかし、別居した夫婦の離婚する確率の高さを見ると、復縁は難しいのでは?
と考えたと思います。
実際、夫婦が一緒に生活を続けている場合でも夫婦仲を修復するのは難しく、別居した夫婦が復縁するには、並大抵の努力では不可能です。
最初から別居婚をしていた夫婦では話が少し違いますが、夫婦が一緒に生活していた状態から別居をして復縁するためには、準備がとても重要です。
例えば、別居をしていてもマメに連絡を取り合うとか。
問題を解決しようと努力する姿勢を相手に見せることで、別居をしても夫婦が復縁する可能性はあります。
必ず離婚する訳ではないが油断は禁物
別居したら必ず離婚する訳ではありませんが、復縁をのぞむ夫婦は、離婚期間中に出来ること、やるべきことを明確にしてから別居をするべきです。
ただ漠然と「今は時間を空けたほうがいい」「一人で考える時間がほしい」といった理由で別居をスタートするのは危険です。
そんな曖昧な理由で別居すれば、あなた達夫婦も別居から離婚してしまう可能性が高くなります。